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模型部屋でコツコツ

プラモデル製作、ツールを中心に、日々の出来事や庭の事なども好き勝手に語っています。

2019年10月

フジミ様の金剛もエッチングを前にしてやや停滞しています。細かくて見にくい、ではなく、見えないというレベルです。そんな時、気分転換に船の本を眺めることがあります。ただ疲れ目に文字の多い本はかえってやる気を削ぎますので、こういう時は写真集に限ります。

写真は大きな方がインパクトがあります。しかし大きいだけではダメで、「鮮明」で、大きいことが重要です。好きなアイドルのポスターのピントがイマイチだったら、興ざめでしょ?
美女の写真もいいですが、ここでは艦船の写真集のお話です。手を動かしたくない時、コーヒーを飲みながら眺めたくなる写真集を、私のささやかな本棚からご紹介したいと思います。

まずは「日本海軍艦艇写真集」呉市海事歴史科学館編(ダイヤモンド社)です。1ページに一枚の写真が載っており、見応えがあります。それもそのはず、福井静夫元海軍技術少佐が生涯をかけて収集した写真の中から、選び抜いて発刊された写真集なのです。
大型本1
この写真集は全部で6冊あり、全巻揃えると化粧箱がプレゼントされたんですよ。6冊だと結構な金額になるんですけど、この化粧箱に入れると所有する喜びも倍増です。でも隙間がなくて取り出しにくいのが、玉に瑕。ボロボロになるまで見倒すのがカッコイイ使い方なんでしょうけど、私の場合はまず読む前に石鹸で手洗いし、机を拭き、姿勢を正して閲覧という古文書スタイルです。さすがに白手袋はしませんけど。
大型本2
次は「客船 昔と今」野間恒著(出版協同社)です。昭和49年の刊行ですのでちょっと傷んでいます。これはブックオフで入手しました。これも著者の膨大なコレクションから選りすぐりの写真を豪華本にまとめたものです。昭和49年で定価7500円は誰でも手が出せる代物ではなかったでしょう。海に浮かぶマンションのような客船ではなく、古き良き時代の客船が満載です。著者が船会社に出向いたり、手紙を書いて写真を収集されたそうですから、その行動力に脱帽です。
大型本3
最後は「カラー写真で見る太平洋戦争秘録」原勝洋編著(KKベストセラーズ刊)です。題名の通り、すべてカラー写真というのが最大の特徴です。当然アメリカからの視点での撮影ですので、日本軍の写真は少なめです。ただ人物や戦闘で損傷した部分の写真も多く写っており、生々しさを感じます。第二次世界大戦時にカラーで撮影していたアメリカって、やっぱり凄いですね。
大型本4
どの本も収集した方々の熱い想いが綴られています。しかし実際に写真を撮ったカメラマンの名前はほとんど記載がありません。たぶんわからないので、記載のしようがなかったのでしょう。この時代の艦船の撮影は記録することが第一の目的であり、誰が撮ったかはあまり意味がなかったのでしょうね。
時に危険な状況下で撮影したカメラマン諸氏に敬意を払いつつ、ボーっと眺めておる次第です。そんなこんなで、また道草をしてしまいました(T_T)。
それではまた。


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鬼門の木甲板をなんとかそれらしく仕上げるべく、今回使用するのは、タミヤ様のスミ入れ塗料ダークブラウンです。木甲板シールという選択肢もありましたが、やはり塗装で仕上げたいという想いと経済的な理由で断念。
ちょっとやってみたら、なかなかいい感じ
木甲板1
拭き取りすぎて塗料が残らなかったりとかはありましたが、やり直せるので緊張せずトライできます。タッチアップした部分の艶の違いが気になりましたので、最後はクレオス様の半光沢プレミアムトップコートを軽く何度かに分けてスプレーします。エナメルの上に水性スプレーは本来ご法度なのですが、汚し程度のエナメルなら問題ないという情報を入手しましたので、自己責任でプシュー。問題なかったです。
プレミアムといっても実売500円しないんですよ~。スプレー缶の手軽さは嬉しいです(^_^)ニコニコ
プレミアムトップコート
鬼門の木甲板もモケイを愛する皆様の情報発信のおかげで、なんとか乗り切ることができました。
木甲板2
作業机での撮影ではやや赤が強く出るので、撮影ブースで撮ってみました。こちらの方が肉眼で見たのに近いです。
木甲板
金剛は1913年竣工ですから、レイテ沖海戦時にはすでに艦齢31年ということになります。木甲板は経年劣化を表現できる部分だと思います。最古参の戦艦にして最も活躍した戦艦「金剛」。彼女にふさわしい木甲板を表現できたでしょうか?
今回、クレオス様のMrウエザリングカラーが木甲板の塗装で多用されていることを初めて知りました。拭き取りに自信がなかったのと、慣れたエナメルが無難かなと思い見送りました。機会があれば、ぜひ導入してみたいですね。
それではまた。


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いよいよマスキングも終了です。マスキングテープを短冊状に切るとき、ここ2年冬の間取り組んできたペーパークラフトを思い出します。今年の冬はどうしましょうかねぇ。
マスキング1
結構複雑に入り組んだ艤装品の数々。その用途は知らないものも多いです。あまり興味がないんです。それより、うまく塗り分けられるかな?
マスキング2
そしてクレオス32「軍艦色2」を、エアブラシで圧弱めで重ね塗りをしました。恐る恐るマスキングを剥がしたのがこちら。
マスキング3
やっぱりタンの上に軍艦色が回っているところ、多々あり。まあ、想定内の範囲です。今まで事前に思っていたことが、そのまま現実にできたことなんてないので、気にしません(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
それよりやっぱりサーフェーサーで外板継ぎ目を表現して良かった
マスキング4
艦底色、軍艦色、木甲板色、この三色が乗るともうどんな形でも戦艦に見えますなァ(ウソ)
次はタッチアップで修正した後、いよいよ木甲板をエナメルでウオッシングとスミ入れです。起工して一ヵ月でこれでは、たぶん年内に竣工とはいきませんね。
それではまた。


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ついこの前まで暑かったのに、今は肌寒さを感じるようになってきました。冬の足音が聞こえてきそうです。毎年冬になると作業が滞ることが多くなりますので、今のうちにできることはやっておきたいですね。

やっと下地処理が終了し、甲板にMrカラー「タン」を吹き、色鉛筆で適当に木目に沿って色を乗せていきます。この辺は先人の知恵を拝借。定着させるために半光沢に調合したクリアーを吹きます。これも先人の知恵。(こればっかり
木甲板2
使用した色鉛筆。もっと色数があってもいいかな。こんどイオンに行って買ってこよう。
木甲板1
艦底色を塗ります。Mrカラー29です。へたに調合するよりずっと渋くて好きな色です。サーフェーサーで段差をつけたのが効いているような効いてないような…。艦底は見えなくなるところですので、こうしてブログで公開できるのはありがたいことです。自己満足ですいません。
艦底1
ここまで作業するのに、ぶつけてもう2回も舵を破損しています。ですので先日作った自作の飾り台にネジで固定して、今後は作業していきます。まだまだこれからですが、飾り台に乗せると安定感が違いますね。
木甲板3
木甲板が凹モールドですので、エナメルでスミ入れを兼ねウオッシングしたいと考えています。しかし、その前に甲板にモールドされている様々な艤装品を軍艦色で塗るために、マスキングという難敵が待っています。ただ、割とマスキングが苦にならない質ですので、のんびりやっていきたいと思います。

先日学生時代の友人から電話をもらいました。昔の友達に無性に会いたくなりました。会って、たわいもないことを言い合って、笑いたいです。でももう少しだけ、先の話かな。それまでお互い健康でいきたいですね。
それではまた。


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まだまだ塗装に入れません。やはり外板継ぎ目をサーフェイサーの厚塗りで再現しました。当然再現といってもオーバースケール、正確でないことは承知の上です。船体に段差があった方がいかにもそれっぽいという、模型的にはまっとうな理由です。

まずはマスキングテープを幅2ミリの短冊状にし、左右対称に張り付けていきます。
外板1
左右対称にマスキングテープの長さを調節する時に重宝するのが、デバイダーです。家族の誰かが使っていた製図用のを無断で使用しています。ジオラマ作家は同じ長さのパーツを大量に生産したりすることがあるので、高精度の医療用を使っている方もおられるようです。
デバイダー
エアブラシでMrサーフェーサー1200を厚塗りし、段差を表現したつもり。
外板2
仕事前でちょっと時間的に焦って作業したせいか、部分的に梨地状になってしまいました。400番のペーパーで平らにしてみましたが、ある程度のところで断念。これ以上削ると、せっかくフジミ様が頑張ってくれた舷窓庇がなくなってしまいそうです。クレオスの軍艦色2が覆い隠してくれることを願います。

ここまでの作業はミスの連続(T_T)。さらに次は私にとって鬼門の、木甲板の塗装が待っています。作り始めは完封を狙ってマウンドに上がったつもりでしたが、今は2回途中で降板の危機という感じです。焦り始めると仕事が雑になり、結局ゴミ箱行き。今まで何度も通ったコースを回避するには、仕切り直して丁寧な作業に徹するしかなさそうです。
それではまた。


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