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模型部屋でコツコツ

プラモデル製作、ツールを中心に、日々の出来事や庭の事なども好き勝手に語っています。

カテゴリ: 書籍

いよいよ2021年も本日を入れてもあと3日となりました。

今年後半はプラモデルから少し離れてしまいましたが、暖かくなりましたらがっつり再開したいと思っています。

健康寿命という言葉があることは知っていましたが、実感はありませんでした。しかし最近はあと何年健康でいられるのかと、痛切に感じるようになってきました。体はもちろん、認知機能もです。

プラモ、あと何個作れるのかな?

昨日久しぶりに本屋に行って物色していると、こんな本を見つけました。やりたいことから引ける!と副題がついていますが、最初から読んでしまいました。たぶんさほど多くはないであろう、これからの私の模型の完成品のレベルを少しでも上げるためには、お勉強も必要と買ってきました。
ジオラマテクニックバイブル
これはいいんじゃないでしょうか。すべてが具体的に書いてあります。以前から挑戦したかった水表現も細かく書いてくれています。特筆すべきはこの内容で1760円(税込)という価格、申し訳ない気持ちになるくらいのコスパです。

峠は越したようですが、北陸もある程度まとまった雪が降りました。皆様の地域ではどうだったでしょうか。雪をはらってビオラをパチリ。黄色い花からは元気を貰えると信じています。
ビオラ

どうぞ良い年をお迎えください_(._.)_。

それではまた


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10日ほど前に模型の本を買いましたのでご紹介したいと思います。

今更ですが「ダイオラマパーフェクション」吉岡和哉著です。評価の高いこの本をやっとこさ入手しました。

躊躇していた理由は、内容が上級者向なのと、AFVは私の方向性と違っていたからです。ただ、汚し塗装にAFVの技法を参考にしたかったのと、フィギュアの製作にも興味があったので、ポチってみました。
ダイオラマパーフェクション1

実は私の癖として、本を買う→ちょっとだけパラパラと読む→本棚に飾る→読んだ気になるを繰り返しています。

本棚にはもっとありますが、手の届く範囲にあるものだけでこれだけあります。この中でちゃんと読んだのは何冊かな?手元にあるといつでも読めると安心して、いつまでも読みません。
ハウツー本

今回新たな試みとして、気になったところは付箋をつけてみました。最近は読んだ先から忘れていくので(悲しい現実)、後から引けるように目印としてみました。 いつまで続くか?

思っていた以上に上級者コースな内容と、細かい文字に苦戦しています。言い換えれば、内容は非常に濃いです。
ダイオラマパーフェクション2

まさに超絶技巧が満載です。全部やろうと考えると、とてもではないですが無理ですね(断言)。

ただ、達人の試行錯誤から得られた知恵を本で読めることは、時間とお金の節約になるのは間違いないようです。自分のスキルに見合った部分を欲張らずに取り入れようと思います。

余談ですがこの本を手元に置くと、俺は違うぞ!という感じで、ジオラマではなくてダイオラマと言いたくなります。

それではまた


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皆さんもプラモデルを買う時、どのメーカーが作っているのか気になりますよね。

以前はメーカーによりクオリティに差があり、メーカー名が購入の物差しになっていた時期もありました。しかし、メーカーの特色について深く考えたことはありませんでした。
しかしある本をきっかけに、メーカーには当然ながら企業風土があり、個性があることを、認識するようになりました。そしてより深い敬意を持って箱を開封するようになったのです。きっかけとなった本というのが、こちらです。

「超絶プラモ道」 はぬまあん著(2000年)
超絶プラモ道4

オリジナルSFプラモデルを集めた労作です。オリジナルSFプラモデルというのは、誰もが模型店の棚の片隅で見かけたことのある、ちょっと怪しいマイナー系のプラモデル達です。謎のロボット、謎の戦艦、謎の戦車、オリジナルなので何でもありの世界です。この本の中で、アオシマのページがかなりの量なんです。

私の中では青島文化教材社はちょっと変わったプラモデルを出すメーカーさんだなというのはありました。しかし、ここまでぶっ飛んでいたというのは、知りませんでした。それもこれも、一堂に集めて俯瞰できるようにした著者の功績のおかげです。

たぶん私以外にも同じ思いをした人は多かったんだと思います。翌年、アオシマさんだけのキャラクタープラモを集めた続編が発刊されました。著者のアオシマ愛が紙面に溢れています。特筆すべきは、当時のアオシマの社長を含め、役員の方々のインタビューが充実していることです。こういうところにも、アオシマの敷居の低さが出てますね。

「超絶プラモ道2 アオシマプラモの世界」 はぬまあん著(2001年)
超絶プラモ道3

創造のプラモデルメーカー、アオシマを余すことなく網羅した一冊です。本来プラモデルはもっとっもっと自由であっていいんだということを、教えてくれる本です。そしてメーカーによって個性があり、おおらかにその個性を楽しむことも大切だと教えてもらいました。

現在は各メーカーの努力により、クオリティ差は以前よりずっと少なくなりました。それは大変ありがたいことです。でもちょっと物足りなさを感じたら、再版品を組んでみてもいいかもしれませんね。プラモデルにはいろいろな楽しみがあっていいんだと思います。

本日3月27日は、著者はぬまあん氏の命日です。2011年の今日亡くなられました。享年46、余りにも早すぎる死でした。一読者として今伝えたいのです。あなたの著作によって、私はプラモデルの事をもっともっと好きになることができました。ありがとうございました。

それではまた。

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フジミ様の金剛もエッチングを前にしてやや停滞しています。細かくて見にくい、ではなく、見えないというレベルです。そんな時、気分転換に船の本を眺めることがあります。ただ疲れ目に文字の多い本はかえってやる気を削ぎますので、こういう時は写真集に限ります。

写真は大きな方がインパクトがあります。しかし大きいだけではダメで、「鮮明」で、大きいことが重要です。好きなアイドルのポスターのピントがイマイチだったら、興ざめでしょ?
美女の写真もいいですが、ここでは艦船の写真集のお話です。手を動かしたくない時、コーヒーを飲みながら眺めたくなる写真集を、私のささやかな本棚からご紹介したいと思います。

まずは「日本海軍艦艇写真集」呉市海事歴史科学館編(ダイヤモンド社)です。1ページに一枚の写真が載っており、見応えがあります。それもそのはず、福井静夫元海軍技術少佐が生涯をかけて収集した写真の中から、選び抜いて発刊された写真集なのです。
大型本1
この写真集は全部で6冊あり、全巻揃えると化粧箱がプレゼントされたんですよ。6冊だと結構な金額になるんですけど、この化粧箱に入れると所有する喜びも倍増です。でも隙間がなくて取り出しにくいのが、玉に瑕。ボロボロになるまで見倒すのがカッコイイ使い方なんでしょうけど、私の場合はまず読む前に石鹸で手洗いし、机を拭き、姿勢を正して閲覧という古文書スタイルです。さすがに白手袋はしませんけど。
大型本2
次は「客船 昔と今」野間恒著(出版協同社)です。昭和49年の刊行ですのでちょっと傷んでいます。これはブックオフで入手しました。これも著者の膨大なコレクションから選りすぐりの写真を豪華本にまとめたものです。昭和49年で定価7500円は誰でも手が出せる代物ではなかったでしょう。海に浮かぶマンションのような客船ではなく、古き良き時代の客船が満載です。著者が船会社に出向いたり、手紙を書いて写真を収集されたそうですから、その行動力に脱帽です。
大型本3
最後は「カラー写真で見る太平洋戦争秘録」原勝洋編著(KKベストセラーズ刊)です。題名の通り、すべてカラー写真というのが最大の特徴です。当然アメリカからの視点での撮影ですので、日本軍の写真は少なめです。ただ人物や戦闘で損傷した部分の写真も多く写っており、生々しさを感じます。第二次世界大戦時にカラーで撮影していたアメリカって、やっぱり凄いですね。
大型本4
どの本も収集した方々の熱い想いが綴られています。しかし実際に写真を撮ったカメラマンの名前はほとんど記載がありません。たぶんわからないので、記載のしようがなかったのでしょう。この時代の艦船の撮影は記録することが第一の目的であり、誰が撮ったかはあまり意味がなかったのでしょうね。
時に危険な状況下で撮影したカメラマン諸氏に敬意を払いつつ、ボーっと眺めておる次第です。そんなこんなで、また道草をしてしまいました(T_T)。
それではまた。


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ネットで情報を拾うことができますから、模型雑誌やハウツー本が以前ほど売れなくなっているというのは、容易に想像できることです。しかし紙の本でしか伝えられない情報もあることも事実でしょう。批評家ぶって何を言っているのかといいますと、情景師アラーキー氏の近刊を拝読しての感想です。
アラーキー本
前作の超リアルなジオラマも愛読していました。今回の駄菓子屋のジオラマもサービス精神に満ち溢れた、お値段以上の内容です。ここまでノウハウを公開して大丈夫か?とまったく余計な心配までしてしまいます。
やはり責任の所在をはっきりさせた紙の本には、他の何かで替えられないものがありますね。スクラッチするためには、深堀が必要ということがよくわかりました。あとがきにあるように、模型を通して知的好奇心がそそられました。

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